こんにちは。
京都市伏見区向島のふじわら歯科です。
2月9日に東京医科歯科大学で開催されたセミナーに参加させて頂きました。
今回は「プロフェッショナルな歯科衛生士をめざして」という内容のセミナーで、
ハンドスケーラーのシャープニングとSRPを学んできました。
ハンドスケーラーとは、歯石をとるための器具、金属製の道具で刃先がついており、
その刃先を使ってかたい歯石をとっていきます。
SRPとは、歯と歯ぐきの間(歯周ポケット)に潜り込んでいる歯石を
超音波スケーラーやハンドスケーラーを使って除去することです。
SRPをするときは、超音波スケーラーやハンドスケーラーを使います。
ハンドスケーラーは使っていくうちに段々切れなくなってきます。
切れなくなったハンドスケーラーでは、きれいに歯石を取り除くことができません。
切れなくなったスケーラーを切れるスケーラーにするために、
どうやって研げばいいか?
まずは、スケーラの形態や各部の名称、
スケーラーの持ち方や動かし方など基本を学びました。
新品のスケーラーの刃先の形態をしっかり理解し、
その刃先の形態を変えないように、変わらないように、
シャープニングするにはどのように研げば良いか、
砥石の角度や動かし方を実習してきました。
切れなかったスケーラーがどんどん切れるスケーラーになってうれしかったです。
SRPのとき、歯ぐきの中についている歯石やハンドスケーラーの刃先を
直視することは出来ないけど、歯ぐきの状態をみて歯石を予測できるようになり、
歯の形態をしっかり理解し、刃先でふれる触感を大切に歯ぐきを傷つけないように、
痛みのないように技術のスキルを上げていけるように頑張ります!!