歯周病治療歯ぐきから血が出る・
歯が動く・かむと痛い
歯周病治療

このような症状を感じる方は歯周病の可能性があります

歯茎がずっとはれている、出血が気になる、歯がぐらぐらする、口臭が気になる、口の中がねばねばする、歯石をとるのが痛かった、冷たいもので歯がしみる、噛むといたい、などなど

歯周病ってどんな病気?

当院の歯周病治療の取り組み

歯周病は生涯の健康な食生活に不可欠な治療です。家で言えば基礎工事と同じです。
当院は歯周治療を重要視し、歯科衛生士が患者様毎に担当して行います。歯周病はサイレントキラーとも呼ばれ、症状が重症にならないと自覚症状が出にくい病気です。歯ぐきから出血する、口臭がするなど気になる点がありましたら、早期の検診をお勧めします。

歯周病の進行
  • ①歯肉炎

    歯肉が炎症を起こした。

  • ②初期の歯周炎

    歯肉が腫れ、歯周ポケットが形成されています。歯根膜や歯槽骨の破壊が見られます。

  • ③中等度の歯周炎

    歯肉からの出血や口臭など不快感があります。歯槽骨の破壊が進み歯のグラつきも見られます。

  • ④重度の歯周炎

    歯肉が化膿して赤く腫れ、歯根膜や歯槽骨の破壊も大きく、歯もグラグラしています。

歯周病は成人の8割がかかっているといわれています

1.ほとんどの大人がかかっている歯周病。
35~44歳の人ではおよそ81%、45~54歳では85%の人が歯周病にかかっています。
つまり、ほとんどの大人が程度の差はあっても、歯周病にかかっているといっても過言ではありません。

2.歯周病は生活習慣病です。
人は母親の胎内では無菌ですが、成長、発育過程で菌の感染を受けます。歯周病の直後の原因はこのようにして感染した細菌です。これが増殖しプラーク(歯垢)となります。
そこには外的要因としてここのライフスタイルが密接に関係しています。不潔、食生活の不摂生、喫煙などのために身体の抵抗力が低下することによって発症し、進行してしまうと考えられます。

歯周病と全身疾患との因果関係がとりだたされるようになってきました。

○中・重度の歯周病の妊婦は早産の危険性が7.5倍。しかも歯周病は飲酒や喫煙よりリスクが高く、早産の最大の危険因子となっています

○糖尿病の患者様は以前より歯周病になりやすいとされています。また、歯周病が原因で血糖値のコントロールが難しくなってしまいます。

○歯周病ではない方に比べて、致命的な心臓発作を起こす危険性が2.8倍、喘息や肺炎などの呼吸器疾患にも深く関わっています。

歯周病治療の方法

当院の歯周病治療の考え方

実は、歯周病治療のコンセプトは非常にシンプル。細菌の塊であるプラーク(歯垢)が原因で生じる疾患ですから、原因となる細菌(プラーク)を徹底的に除去する事で歯周病は大きく改善します。

原因菌が潜んでいるのは、歯周ポケット内の根面に付着した歯石上とその周辺です。歯石は、歯垢(プラーク)が唾液や血液などからカルシウムを取り込み、細菌が関与して石のように石灰化したモノです。歯石表面はザラザラして表面積が大きいので、細菌がそこに付着しやすく、さらに細菌(プラーク)の温床となります。歯石を除去しない限り悪循環が続き症状が悪化・進行します。

進行した歯周病で歯を抜きたくない方は、是非当院へおいで下さい。

歯周病の段階

歯周病治療では、ポケット内の歯石を除去することがすなわち細菌(プラーク)を除去することなのです。このように歯周病治療の基本は細菌(プラーク)を除去する原因除去療法です。
具体的な治療法としては、歯周ポケット内の歯石はスケーリング&ルート・プレーニング(SRP:根面に付着した歯石を徹底的に除去)で機械的に除去します。とにかく、お口の中全体の歯をSRPします。

歯周病でお悩みの方は、途中で中断せず治療終了まで続けることが重要です。途中で止めては、それまで行った治療も無駄になります。

歯周病治療の初回から終了まで

  1. お問い合わせ

    お電話またはインターネットからご予約ください。また当院の場所をくわしくお知りになりたい場合はお気軽にご連絡下さい。当日は保険証をお持ちになり、お気をつけてお越し下さい。

    WEB予約はこちら
  2. 応急処置

    症状のひどい方の場合、簡単に状態をお聞きして、まず症状をやわらげる緊急処置を行うことがあります。

  3. カウンセリング

    応急処置の必要のない方は、まずカウンセリングルームにて、あなたの状態のご確認とご希望・ご意見などをお聞きいたします。

  4. 各種検査・治療計画説明

    現状のお口の状態を視診およびレントゲン撮影にて確認していきます。レントゲン撮影は、より正確な治療を進めていく上で、とても重要です。検査後は検査結果をくわしくお話しさせていただき、あなたのお気持ちやご希望にできるだけより添った最善の治療プランをご提案いたします。このようにインフォームドコンセントをおこない、充分ご納得いただいた上で治療を開始します。

  5. 治療

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    ご納得頂いた計画通りに正確な治療を進めていきます。ただし、お口の状態を考慮しながら、場合によっては計画を変更して進度が前後することがありますが、もちろんその前にくわしい説明をおこない、しっかりご同意頂いてからの変更となります。また、必要に応じて歯周病治療のご提案をさせていただくこともございます。治療終了時に再度全体のチェックを行います。

  6. 定期メンテナンス

    治療によって良くなった状態を維持するためには自宅での歯みがき以外に医院でのクリーニングやチェックなど定期的な受診が必要です。
    当院では定期的な「予防ケア歯科」をご提案しており、歯科特有の嫌な「削る音」「薬のニオイ」などを感じさせない快適な専用個室で定期メインテナンスを行っております。

歯周病治療の初回から終了まで

  1. 各種検査

    ベストの治療を行うために、必要に応じて精密検査を行います。(レントゲン、ポケット測定)を行います。

  2. 検査結果のご説明

    検査結果記録・レントゲンを見ながら現状を詳しく説明します。

  3. 歯周病治療開始

    治療計画に基づいて治療を行います。治療内容と治療期間は個人差があり異なります。主に歯科衛生士によるスケーリング・SRPを中心に下記のような治療法を組み合わせて治療を行います。

    歯科衛生士によるスケーリング、SRP、ペリオフィール(歯周病の塗り薬)
  4. 歯周病治療再検査

    再度歯周病の検査を行い、数値が改善されたことを持って治療終了とします。

  5. 治療終了

    歯周病は再発リスクの高い病気です。定期的な検診でよい状態を保つことを目指します。

歯周病・歯周病治療について、よくあるご質問

  • 歯周病にかかる人はどれぐらいですか?

    厚生労働省の調べによると、歯周病の罹患者は70%を超えているとのことです。多くの人が関心を寄せる現代病のひとつとも言われています。

  • 歯周病は何歳ぐらいから発症しますか?

    50代以降に多いとされていますが、最近では10代や20代の若年層でも発症しているケースもあります。

  • むし歯と歯周病は違うのですか?

    違います。
    むし歯とは虫歯菌が砂糖を「えさ」にして酸を出し、歯を溶かしていく病気です。やがて病気が進んでいくととかされた部分に穴が開いていきます。
    歯周病とは歯周病菌が出す毒素により歯を支える骨を溶かす病気です。やがて病気が進んでいくと歯がグラグラになっていき最後には歯が自然に抜けてしまう怖い病気です。

  • 歯は抜けたら歯周病は治りますか?

    歯が抜けたらその部分の歯周病は無くなります。歯が抜けると歯周病菌の「住み家」となる歯周ポケットがなくなるからです。
    ただし、歯は無くなったままにしておくと、食べ物が歯によってうまくかみつぶせないまま飲み込む事になり、胃腸での消化吸収低下の原因となり、全身への栄養摂取に悪い影響を与えます。また、かみ合わせに支障をきたすと肩こり・頭痛・腰の痛みを引き起こし、味覚障害などを発生するリスクも生じることにより、普段の日常生活への深刻な影響が出ることがあります。
    ですので、抜けたまま放置せず、必ず、入れ歯・ブリッジ・インプラントのいずれか3つの方法の中から選択して、治療を行う必要があります。

  • 深くなった歯周ポケット(歯と歯ぐきのすき間)は歯科医院でクリーニングしたら元に戻りますか?

    歯科医院のクリーニングだけでは、元に戻りません。
    患者さま御自身も、普段の歯みがきをきちんとして頂くことが大切です。あくまでも歯科医院でのクリーニングは歯みがきで落とせないプラークの除去のためにおこなうものであり、普段の歯みがきと歯科医院でのクリーニングはいわば「車の両輪」のように両方がおたがい欠かせないものであるとお考え下さい。
    また歯周病は生活習慣とも密接に関係しています。たとえば喫煙などは歯周病に悪い影響を与えます。 患者さま御自身とクリーニングによるプラークの除去に加えて、喫煙などの生活習慣も一緒に改善していくことで、歯周ポケットが改善することがあります。
    また、歯周病の状態によっては、歯周外科手術によって歯ぐきを再生する方法が有効になる場合もあります。

  • 歯周病とは歯槽膿漏(しそうのうろう)のことですか?

    歯周病と歯槽膿漏は似ていますが、同じではありません。 歯槽膿漏とは歯ぐきから膿が出る状態の事を指します。この状態は歯周病が進行した段階で起こります。

  • 飲み薬やうがい薬で歯周病菌を殺菌することで歯周病を治すことはできないのですか?

    薬だけで歯周病菌を完全に殺菌することはできません。
    いくら薬を服用しても、歯にこびり付いているプラークの中の細菌を死滅させることはできません。歯科医院で歯にこびり付いたプラークを剥がし取る(歯石を取る)ことがまず必要になります。剥がし取ることによってはじめて、歯の周りの組織の破壊を食い止めることができます。しかし、一度剥がし取ったプラークは再びこびり付いてくるため、剥がし取ったからといってそのままにしていると再び歯周病が進行していきます。プラークの再付着を防ぐには歯科衛生士による歯科医院での定期的なプロフェッショナルケア(クリーニング)と患者さまご自身のお家でのセルフケアを続ける必要があります。

  • 歯磨き粉はつけて磨いたほうがよいのですか?

    正しい歯磨きの仕方をすれば十分に歯垢(プラーク)を除去する事が出来るので歯みがき粉は必ず必要なものではありません。むしろプラークの除去に有効なのは十分に時間をかけて磨いて頂くことです。目安としては最低でも5分、できれば15分以上は正しい歯みがき方法で歯みがきをするのが効果的です。その場合、歯ブラシの毛先が広がっていないものを使いましょう。歯ブラシは1ヶ月くらいで新しいものに取り替えるようにしましょう。

  • 音波歯ブラシで磨くのはどうですか?

    普通の歯ブラシで歯を磨くだけでも歯垢(プラーク)を取り除く事はできます。
    音波歯ブラシを使う場合は、手で磨く時以上に正しい使い方、歯への当て方をすることが大切です。
    また、音波歯ブラシの選択にあたっては、ある程度以上の性能を維持できる音波歯ブラシを購入されることをおすすめします。(目安価格としては 1万円以上のものをお勧めします)
    その場合、普通の歯ブラシと同様毛先が広がってきたときには新しい毛先のものと取りかえるようにしましょう。

  • 歯みがきをすると血が出るのですが、これは歯周病ですか?

    正しい歯磨きの仕方をしていれば、出血しないのが本来の歯ぐきです。 したがって、正しい歯みがき方法をしていて出血するようでしたら、歯周病の初期症状の可能性があります。 また、健康な歯ぐきでも歯と歯の間に食べ物が詰まっている場合や間違った方法で歯みがきをした場合、全身疾患の影響で出血する場合もあるので歯科医師にご相談ください。

  • 定期健診はどれくらいの間隔で来たらいいのですか?

    当院では平均3~6ヶ月ごとの来院をおすすめしています。
    状態が悪い方には1~3ヵ月ごとの来院をおすすめしています。

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歯周病でお悩みの方・歯周病治療にご興味がある方へ

日本人の成人の70%以上が罹っていると言われる歯周病ですが、歯周病は、かなり重症に進行するまで自覚症状がほとんど出ず、手遅れになってから症状に気づくことの多い怖い病気です。その結果、多くの方が歯を失ってしまい、お食事がおいしく食べられなくなってしまったり、食べ物がうまく消化できなくなり、体の元気まで奪ってしまう病気でもあります。
しかし、適切な治療と定期的な予防ケアを受けることで改善をはかることができます。気になる方はまずは当院の歯周病検査を「症状の出る前に」受けられることをおすすめします。

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